ジャンル | 横スクロールアクション |
メーカー/ブランド | CAPCOM |
発売年 | 1987 |
ハード | FC(PS/PSP/Wii/WiiU/3DS/Switch/PS4/XB1/Steam) |
お気に入り度(0~10) | 7 |
プレイ状況 | コンティニュー有クリア(途中セーブ等機能不使用)/ロックマンクラシックスコレクションSteam版 |
Steamのクラシックスコレクション収録の初代を頑張ってクリアしたので簡単な感想を。
ロックマン
— SPD (@SPD_9X2) 2021年8月18日
超有名なACTシリーズの1作目
難しいと評判ですが、実際難しく一部のボスには辛酸を舐めさせられました
ただし攻略法がわかってしまえば割とすぐに突破できる箇所が多く、操作性は軽快で良いので攻略サイト等を参考にすれば現在でも理不尽を感じることなく遊べる上質な作品だと思いました pic.twitter.com/xsM6r4K0gF
今遊ぶと多少厳しいところはあるものの完成度が高く普通に楽しめてしまいました。FCの作品をちゃんとクリアしたの初めてかも……?
特にネタバレ厳禁系のストーリーや演出があるわけでもなく、古いゲームなので終盤の情報も普通に書いてしまっています。ご了承ください。
ロックマンとは?
もはや説明不要かもしれません。CAPCOMの有名なアクションゲームシリーズです。正規ナンバリングが1~11まで、Xシリーズが8まで、他にも多数の派生シリーズがあり正直把握しきれないレベルでたくさんの作品が出ています。本作はその中でも一番最初の作品です。
ライト博士の元から6体のロボットを奪い、世界征服を企むDr.ワイリーをロックマンが倒しに行く、というストーリーになっています。
概要
アクションゲームとしては、ステージを踏破して最後にいるボスを倒していくという王道な構成となっています。ステージは最初から6つ選ぶことができ、好きな順に攻略していくことができます(当時は珍しかったようです)。全てのステージをクリアすると、ラストステージに挑むことができるようになります。
ロックマンは最初はロックバスターという弱めの銃しか使えませんが、ボスを倒すことでその装備を獲得して回数制限付きの武器として使えるようになります。
各ボスには弱点となる装備があり、非常に強いボスも弱点装備で攻撃すれば一瞬で撃破できてしまったりします。
コンティニューを繰り返しても難しいため、コンティニューを何度も使ってクリアするのが標準的な遊び方になっています(ノーコンクリアは厳しすぎます…)。コンティニュー回数の制限はありませんが、コンティニューをするとステージの中間地点ではなく、最初に戻されてしまします。
鬼畜ゲーとして有名ですが、ごり押しだと厳しいけれど攻略法さえわかってしまえば何とかなる程度の難易度だと感じました。FCの作品であることを考えると、ごり押しでもなんとかなる可能性があるのは割と優しいかもしれません。現在は攻略情報が簡単に手に入るので、参考にすれば相当難易度が下がると思います。
シリーズの中でも初代は特に難しいらしいので、他の作品を先にプレイするのもありだと思います。
良い点
- 操作が軽快でもっさりしておらず、FC作品としては操作性にストレスを感じにくいです。画面のチラつきも許容範囲内に収まっています。
- 極端に難しい箇所が少なく、少し難しい箇所がずっと続くという構成になっています。これによって、最初は難しくても繰り返すたびに上達を感じられる良好なバランスになっています。特に最初の6ステージはどれも良いバランスでとても楽しかったです。
- ボスに弱点があるおかげで、詰まっても先に他のボスを攻略して弱点武器を入手するといった方法がとれます。戦略性もありますし、ひたすらに同じステージに挑まされるストレスの軽減という意味でもよいシステムだと思います。前に挑んでボコボコにされたボスを弱点武器で瞬殺するのは中々の爽快感です。
- 一定時間使える床を作れる武器があり、難しい飛び石要素もこれを使えば簡単にクリアできます。落下やトゲは一撃死なので、これには相当助けられました。
- 各ステージにはボスのイメージに合ったギミックが多数配置されていて、ロケーション豊かなものになっています。
悪い点
- 難しいところの自力攻略はかなり厳しいです。特にワイリーステージ(ラストステージ)の難易度はかなり厳しいものになっています。ワイリーステージの最初のボスであるイエローデビルや、その次のボスのコピーマシン、そしてラストのボスラッシュには相当苦しめられました。正直攻略動画なしではクリアできなかったと思います。
- ボスの攻撃が見て避けられるようなものでは無く、回避パターンや嵌めパターンを覚えて攻略することが前提となっているので、アドリブで遊べる懐の広さが欠けてしまっています。(逆に覚えることで上達を感じられるパターンゲーであるともいえます)
- 移動の際に少し滑るような挙動をします。これで落下死をすることがあり、少しイライラしてしまいました。
- コンティニューをするとステージの最初からになり、特殊武器のパワーも全回復するので、1機目の価値が大きいです。ボス前で何度もリトライするために、ステージ序盤で死んだら残機を潰してコンティニューをするのが最適解になってしまっています。この残機潰しがやや面倒でした。
- セーブやパスワード機能がありません。多くの移植版ではセーブ機能が搭載されていると思うので平気ですが、オリジナル版だと電源を切ったら最初からなので注意しましょう。
総評
完成度が高く、現在でも十分プレイできる作品であると思います。難しいのでぜひプレイしろ!とは言えませんが、FCのレトロ感を味わいつつ骨のあるアクションゲームを遊びたいと思っているのならば今からでも遊んでみてもいいかもしれません。
ゲーム音楽ピックアップ
- ENDING
2のOPを知っていたので、イントロで「おっ」となりました。中々メロディアスでEDのノスタルジックな演出にもあっていますね。 - ELECMAN STAGE
ステージ曲はあまり印象に残っていませんが、この曲だけは覚えていました。爽やかでよいです。