【ゲームレビュー87】Valley Peaks

レビュー一覧

ジャンル 登攀アクション
メーカー/ブランド 開発: Tub Club パブリッシュ: Those Awsome Guys
発売年 2024
ハード Steam(Win)
お気に入り度(0~10) 8
プレイ状況 全ルート踏破 / Steam版

 

Steamの新作を流し見しているときに発見した本作

とても面白そうなトレーラー映像に惹かれプレイ。カジュアルに楽しめました。

日本で遊んでいる人はほぼ居なさそうですが、タイムアタックを極めるのが楽しそうなので流行るポテンシャルはあると思います

 

 

紹介・レビュー

store.steampowered.com

youtu.be

まずはトレーラーを見て頂きたい・・・!

私はこれを見てめっちゃ面白そう!!と思って買いました。

 

このトレーラー映像、あらゆるゲームが参考にすべき素晴らしい完成度になっていると思うんですよね。実際のゲームプレイ映像を主体にしつつ、テンポよく各要素を紹介することでどんなゲームなのかが50秒で完璧に理解できます。ぜひまず最初にご覧ください。

 

本作Valley Peaksは、イギリスのインディーゲームディベロッパーTub Clubが開発、2024年にリリースされた作品です。どうやら本作が最初の作品みたいです。新興ディベロッパーで知名度もないので、本作も有名ではありませんが、好きな人はかなり好きな作品だと思うのでもっと伸びてほしいものです。

 

本作の舞台となるのは、11の山々が連なる地方"Valley Peaks"。どうやらこの世界はカエルのような見た目の生き物が暮らす世界らしく、山の麓にはカエルたちが暮らす街が。さらには山中には登山家のカエルが居たりなど、たくさんのカエルで非常ににぎわっています。

たくさんのカエルが暮らしており、非常に賑やか

オープンワールド形式で、マップ機能も完備

主人公は父親の仕事を引き継ぎ、ラジオ局の設置にやってきたエンジニアカエル。各山頂にラジオ局端末を設置するため、すべての山の登頂を目指すことになります。

 

Valley Peaksにある山々は個性豊か。低くて挑みやすい山もあれば、非常に高い山もあり、中にはほぼすべての壁が垂直な過酷な山まで。

しっかり全ての山に名前が付いており、カエルたちの会話にも頻繁に山々の話題が登場。しっかり山のキャラクター性が引き立てられ、挑戦への意欲を高めてくれます。

最も低い山 "Mt.Crol"

切り立った絶壁の山 "Mt.Cone"

存在感抜群。上に台地のある巨大火山 "Mt.Thunder"

 

山の順番の指定などは無いので、好きなところから挑戦できます。

また、各山にはそれぞれ3つの登山ルートがあり、どこから登ってもOKです。

どの山に登りたいか決めたら、さっそく登山に挑戦しましょう。

望遠鏡をのぞくと、山の名前と難易度が分かります

 

登山パートは、ボルダリングのようなイメージで、山の壁面に突き出した岩を掴んで登っていくスタイルです。

右手と左手をそれぞれ突き出すことができ、岩に触れると離すまで張り付きます。

登山の様子。高所だと緊張感抜群です

基本的にはルートを推測しながら交互に岩を掴み登っていくことになりますが、時にはジャンプをして遠くの岩まで飛び移らなければいけないことも。無論、落ちてしまったら大きく戻されてしまうことになります。何度も挑んで攻略法を編み出していきましょう。一つのルートが無理でも、他のところから挑戦すれば登頂できるかも?
 

山には棘の生えた植物や、一定時間掴むと壊れてしまう岩、動くトロッコなどのギミックがあることも。山ごとに登場するギミックが大きく変わり、各山の個性の一つになっています。

巨大なキノコの山 "Mt.Shroom"には棘の突き出す植物が

 

登頂したら、山頂にラジオ局を建てましょう。これでその山はクリアとなります。

登山ルートごとにスタンプカードにクリアが記録されるので、すべてのルートをクリアしてから次の山に挑むのもありですね。

山頂のラジオ局

 

山登りに疲れたら、麓を探索しつつ、暮らすカエルたちのクエストをこなしましょう。

エスト内容は多種多様で、シンプルなお使いもあれば、ミニゲームも多数。広大なValley Peaksを探索しながらゆったり遊べるもう一つのメイン要素となっています。

台詞は英語のみですが、そこまで難しくないので大丈夫

射撃ミニゲーム。Mt.Thunderの中腹で遊べます

探索要素として膨大な数の隠しアイテムがマップ上に配置されています。探索要素は単体だとやや単調ではありますが、サブで遊ぶには十分すぎるほどの完成度に仕上がっています。

エストや探索で得られる報酬を集めていくと、登山に役立つ装備を強化できたり、いままで行けなかったエリアに行けるようになったりします。探索が登山に生きてくるのもいいですね。

各所にある黄色いネジみたいなアイテム。実質お金です

 

プレイ時間は、すべてのルートをクリアしておよそ10hほど。いわゆる壺おじ(Getting Over It with Bennett Foddy)のような心を折りに来るような過酷さはありませんので、適度にチャレンジングに誰でも楽しめます。

しかし、超高難易度要素がないわけではありません。甘い登山に飽きてしまったプレイヤー向けの要素として、本作にはタイムアタックが用意されています。

タイムアタックは各山の各ルートごとに集計され、一定タイム以内に登頂できればメダルが付き、報酬がもらえる仕組みです。

時間は非常にシビアで、ミスが許されないのはもちろん、登山ルートも極めないといけません。正直、クリアしたばかりのプレイヤーには不可能としか思えないタイムが設定されています。腕に自信があれば、ぜひ簡単な山から挑戦してみてはいかがでしょう。

一番低い山は9秒以内に登らなくてはいけません。9秒!?

 

ちなみに、すべての山をクリアすると衝撃の演出が待っています。ぜひ自分の目で確かめてみてください。

 

 

Valley Peaks を遊ぶには?

store.steampowered.com

Steamで購入可能です。windows に対応。キーボードとマウス推奨です。

Switchでも出ているようですが、こちらは海外限定です。

 

まとめ

山登り系ゲームでありながら、カジュアルにも真剣にも遊べる懐の深い作品です。

それぞれの山にキャラクター性があり、挑戦意欲を掻き立ててくれる構成が見事。

探索やクエストなどのサブ要素も充実で、間違いない満足感を得られる作品に仕上がっていると思います。

おすすめ。

 

ゲーム音楽ピックアップ

本作のサントラはYoutubeに公式からアップされています。

www.youtube.com

 

アップされているのは4曲ですが、こんなに少なかったっけ…?

一部抜粋なのかもしれません。